大学生活とか、本とか、文鳥とか、たべものとか。
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いつの日からか、大学のPCのデスクトップに、こんな表示が。「娯楽目的の動画、たとえばニコニコ動画やユーチューブなどを閲覧するのは禁止です」
…………どき!
動揺を隠しえないぶんちょだぞ☆
先日バイトに出かけた。学校から電車で30分ほどの場所に出向くため、駅のホームで電車を待つことに。しばらく待ったのちに電車が駅に到着。乗客があらかた降りたのを見計らい、さあ電車に乗り込んだとたん、事件は起きた。後ろから足をこつんと蹴られた。それだけなら、人の多い駅ではよくあること。特に気にもならない。だが、問題はここからだ。
こつんと足を、正確には踵を蹴られた拍子に、はいていたパンプスが脱げた。あわてて靴をはきなおそうと振り返ると、靴がない。あれ、と思ったのち、理解した。いや、できることなら理解したくなかったのだけれど、現実を見つめるほかなかった、といったほうが正しい。靴が線路に落ちたのだ。
な、なんてこと!
あわてて電車から降り、駅員さんを呼んで取ってもらうことに。その間に電車を2本やりすごく事になってしまった。しかも、片足しか靴をはいてない状態で、駅員さんが助けてくれるのを10分くらい待つだなんて、恥ずかしくて情けない。みっともないというか、もう、えもいえぬ焦燥感がこみあげる。靴のありなしでこんなにも気持が上下するなんて。今まで何とも思ってなかったけれど、靴の存在感というか、安心感というか、人を支える力は計り知れない。
今度からは、電車に乗り込む時も気をつけなきゃな。そんなふうに考えながら、バイト先へと出向いて、ことは終わるはずだった。けれど……。このとき、わたしはまだ知らなかった。これが、悪夢の始まりでしかなかったということを。
バイトを無事終えて、さあ、早く帰って、家であしたの課題とテスト勉強に取り組もうと意気揚々と帰りの電車に乗り込んだ。バイト先は、日によって場所が違うのだけれど、この日出向いた場所は、北千住に着くまでに4回も乗り換えをしなければならない、しんどいコース。
ちょこまかちょこまか、数駅乗ったら別の路線に乗り換え、また数駅いったら別の電車に乗り込み。ふうふう、やっと最後の乗り換えも終わったぞ。あとは30分電車に揺られればつくぞい。席も空いているから、ちょっと居眠りしちゃおっかな。
のんきに電車でうとうとしていた矢先、電車が途中で停車した。何分たっても動こうとはしない。不吉な空気が漂う。何度も経験してきた、いやあな空気。知っている。私の記憶に刻まれている、このいやなくらい覚えのある沈黙。しばらくして、車内にアナウンスが流れた。
「千駄木駅で人身事故が起きたため、現在運転を見合わせております」
ああ、やっぱり! なんてこと。そんな。こんなところで足止め食うなんて。停車した駅がまた微妙な場所で、乗り換えて他の路線から帰ることもままならない。駅から出てタクシー? まさか。貧乏学生にタクシーなんて、夢のまた夢。八方塞がり。仕方がないので、しばらく様子を見ることに。
あれよあれよと時間が経過し、30分なんてあっという間に過ぎてしまった。ああ、普段なら今頃、おうちについてるはずだなあ、と思いを巡らせた頃に、やっと電車が動き出した。
とりあえず、人安心かな。時間のロスは、もう仕方がないねと、自分を納得させようとしていると、また不幸を呼ぶ不吉きわまりないアナウンスが流れた。
「この電車は、湯島で停車いたします」
…………え。
ええ!!
北千住まで行ってくれないの!? なんてこったい。おねがい、無理やりにでも湯島の壁を突破してくれ。私を北千住へ連れてって!!
…………どき!
動揺を隠しえないぶんちょだぞ☆
先日バイトに出かけた。学校から電車で30分ほどの場所に出向くため、駅のホームで電車を待つことに。しばらく待ったのちに電車が駅に到着。乗客があらかた降りたのを見計らい、さあ電車に乗り込んだとたん、事件は起きた。後ろから足をこつんと蹴られた。それだけなら、人の多い駅ではよくあること。特に気にもならない。だが、問題はここからだ。
こつんと足を、正確には踵を蹴られた拍子に、はいていたパンプスが脱げた。あわてて靴をはきなおそうと振り返ると、靴がない。あれ、と思ったのち、理解した。いや、できることなら理解したくなかったのだけれど、現実を見つめるほかなかった、といったほうが正しい。靴が線路に落ちたのだ。
な、なんてこと!
あわてて電車から降り、駅員さんを呼んで取ってもらうことに。その間に電車を2本やりすごく事になってしまった。しかも、片足しか靴をはいてない状態で、駅員さんが助けてくれるのを10分くらい待つだなんて、恥ずかしくて情けない。みっともないというか、もう、えもいえぬ焦燥感がこみあげる。靴のありなしでこんなにも気持が上下するなんて。今まで何とも思ってなかったけれど、靴の存在感というか、安心感というか、人を支える力は計り知れない。
今度からは、電車に乗り込む時も気をつけなきゃな。そんなふうに考えながら、バイト先へと出向いて、ことは終わるはずだった。けれど……。このとき、わたしはまだ知らなかった。これが、悪夢の始まりでしかなかったということを。
バイトを無事終えて、さあ、早く帰って、家であしたの課題とテスト勉強に取り組もうと意気揚々と帰りの電車に乗り込んだ。バイト先は、日によって場所が違うのだけれど、この日出向いた場所は、北千住に着くまでに4回も乗り換えをしなければならない、しんどいコース。
ちょこまかちょこまか、数駅乗ったら別の路線に乗り換え、また数駅いったら別の電車に乗り込み。ふうふう、やっと最後の乗り換えも終わったぞ。あとは30分電車に揺られればつくぞい。席も空いているから、ちょっと居眠りしちゃおっかな。
のんきに電車でうとうとしていた矢先、電車が途中で停車した。何分たっても動こうとはしない。不吉な空気が漂う。何度も経験してきた、いやあな空気。知っている。私の記憶に刻まれている、このいやなくらい覚えのある沈黙。しばらくして、車内にアナウンスが流れた。
「千駄木駅で人身事故が起きたため、現在運転を見合わせております」
ああ、やっぱり! なんてこと。そんな。こんなところで足止め食うなんて。停車した駅がまた微妙な場所で、乗り換えて他の路線から帰ることもままならない。駅から出てタクシー? まさか。貧乏学生にタクシーなんて、夢のまた夢。八方塞がり。仕方がないので、しばらく様子を見ることに。
あれよあれよと時間が経過し、30分なんてあっという間に過ぎてしまった。ああ、普段なら今頃、おうちについてるはずだなあ、と思いを巡らせた頃に、やっと電車が動き出した。
とりあえず、人安心かな。時間のロスは、もう仕方がないねと、自分を納得させようとしていると、また不幸を呼ぶ不吉きわまりないアナウンスが流れた。
「この電車は、湯島で停車いたします」
…………え。
ええ!!
北千住まで行ってくれないの!? なんてこったい。おねがい、無理やりにでも湯島の壁を突破してくれ。私を北千住へ連れてって!!
必死な心の叫びもむなしく、電車は目的地よりもはるかに手前の湯島で終点を迎え、そのまま回送電車となった。ホームには、路線が回復するのを辛抱強く待つ人々がちらほら。時間も時間だから、疲れたようすが目につく。
私は仕方なく、駅をでて一駅ほど離れた場所にある上野まで徒歩で行き、そこから路線で帰ろうと決心した。今日はまさかの5回乗換えとなった。外にでると、人をあざ笑うかのように雨が降っていて、すこし肌寒い。こんな日に限って薄着で着てしまった自分を呪いながら、暗い夜道を歩いてゆく。
うん、なんだか、今日はついてないな。こんな日は家でじっとしているのが一番だよ。ああ早く帰りたいよう。おうちが恋しいよう。
ひいこらひいこら、大学で使う重い教科書の入ったバッグを何度も持ち替えながら歩いてゆく。もうじき目的の駅が見えてくるだろう頃、少しはなれたところから、男性たちの叫び声が聞こえてくる。
「日本、ちゃちゃちゃ!! 日本、ちゃちゃちゃ!!日本、ちゃっちゃっちゃ!!」
妙にハイテンションの声とともに、複数の男性が千鳥足で目の前に現れた。私とおなじで駅に向かっているらしいその集団が、横一列にならんで私の前を歩いてゆく。そのうちの一人が、青いTシャツを着ているのに気づいた。
……ああ、サッカーか。えとえと、サッカーは詳しくないけれど、たしか今晩試合なんだっけか。
目の前の男性陣は、だいぶできあがっているようす。おぼつかない足取りで、予想できないペースで歩いている。追い越してしまいたいけれど、横に並んで歩いているから、道ががっちりふさがれてしまった。のろのろと進んでいき、追い越せるタイミングをはかっていると、チャンス到来。この瞬間を見過ごしたら、後はない! さあレッツゴー! いくのよ、私! 華麗に優雅にすり抜けようとしたら、男性たちのうちの一人が振り回していた傘が直撃。続いてふらついた男性にごつんとぶつかる始末。ぜんぜん華麗でも優雅でもない。
ほんとうに今日は厄日だな。私、なにか悪いことしたのかい? 胸に手をあてて考えてみよう。そこまで悪事は働いていないぞ。そりゃあ、テスト勉強おざなりにして遊びほうけたり、ファミレスのドリンクバーで、もとをとろうとモンハンやりながら何時間も居座っていたりもしたけれど! 大学のPCルームで動画ばっかり見ていたりしていたけど! 図書館は寝るところとしてしか認識していないけれど!! それにしては、罰が重すぎやしませんかね、神様仏様!?
ああ、なんかもうこうなったら、もっといやなこと来ちゃいなよ。トラブルさん、カモン。ブログで素晴らしく書き上げてやるわ。うふふ。
……いや、うそです。無事におうちに帰してください。早く帰ってテスト勉強させてください。単位がかかっているんです。もうこうなったら、誰にだってお願いしちゃう。神様仏様千代田線様常磐線様日比谷線様ワールドカップ様。どなたでもかまいません。誰でもいいので、おうちに帰らせてちょ。
やっと上野に到着。よしよし、日比谷線は普通に動いているな。これで北千住に戻れる。電車が到着するのを待っている間に、ホームは次第に人であふれかえってゆく。これは、満員電車になりますね、確実に。人身事故さえ起きなければ、座ったまま意気揚々と帰れたのに、なんて考えちゃ負け。私、しっかり! 心を無に。屍は海に。なむなむ。
やっと北千住にたどり着いたときは、もう10時を過ぎていた。普段よりも1時間以上遅い。これから帰って課題とテスト勉強て、拷問ですよね。
とにかく駅からうちまでの約2キロをえっちらおっちら歩いてゆく。途中で西友により、夕飯を購入することに。ネギトロまきと、お惣菜の煮物と、朝のための食パンを購入してレジへ。
「袋はご要りようですか?」
店員さんが決まり文句を聞いてくる。ビニール袋を使わなければ2円引きになるから、必ず聞かれるのだ。あいにく私はエコバッグを持っていなかったので、こくりとうなずいた。
なんだかへとへとで、近所の西友に着いたことで安心したのか、上の空のままお会計をすませて、所定位置で買ったものを袋に入れようとしたら……あれ、袋がない。あれ、店員さん間違えたのかな? レシートを確認してみたけれど、別に2円引きにもなってない。
こんなちっさいことまで、あえて今日起こるんですね! 別の日に分割して起こってくれませんかね? さっき西友様にも祈りをささげていればよかったのか!
……はあ。なんか、もう。はは。うん、いいや。あはは。。。
店員さんに指摘するのも面倒になり、勢いよくお惣菜をバッグにイン! 汁漏れなんて知りません。アーアー、ワタシ、ナニモワカリマセン。シル? ニオイ? ホワット?? オー、ニホンゴ、ムズカシイネ☆ ハッハー!
脱力感を引きずって、ぶんちょはやっとのことでおうちに帰りました。
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全俺が泣いた
すごい大変な一日だったんだなぁ・・・。
たまにこういう日があるから人生怖いです。
乗り換え4回もしてバイト行ってるのか!
えらすぎる!!
だれかこんなえらいぶんちょにタクスィー代か自家用ジェットを・・・・。
たまにこういう日があるから人生怖いです。
乗り換え4回もしてバイト行ってるのか!
えらすぎる!!
だれかこんなえらいぶんちょにタクスィー代か自家用ジェットを・・・・。